純潔を守る為に必死だった10代20代
前回から随分と空いてしまったけど、別に自分の好きなようにやっているだけだからいいか。
#旧統一教会
私の人生の大半はその思想と生活習慣で成り立っていた。
一番大事な教えは純潔を守り抜き、いずれは神が選んだ人と祝福結婚をし子供を産むこと。
それもできるだけ沢山。
その為には純潔(処女)を守らないと血統が穢れて、先祖に責められ地獄に落ちる恐怖を思春期に植え付けられた。
でも私は何度か男性を好きになりかけたことがある。
その度に自分は、堕落したエバの血が流れた穢れた存在なんだと泣きながら神に詫びた。
異性を見るだけでも、同じ空間に2人きりになるだけでも恐怖だった。
今思い出しても吐き気がするが、そんな狂った教えの中で私は“私”を見失っていき、
逆に信仰熱心な母親は、三姉妹の中で私だけ信仰をしていることが誇らしげだった。